こんばんは♪
皆さんは、初めて読んだゲーム雑誌ってなんだったか覚えていますか?
私はファミ通でした。
今のようにインターネットが普及していない子供の頃。ゲームについては、ゲーム屋さん・攻略本・そして"ゲーム雑誌"が主な情報源でした。
そう、この"ゲーム雑誌"。かなり古くから刊行されていますが、本日は世界初のファミコン専門誌『ファミリーコンピュータMagazine』についてご紹介していきたいと思います。
ファミリーコンピュータMagazineとは?
ファミリーコンピュータMagazine(略してファミマガ)は、1985年7月〜1998年3月まで刊行された、世界初のファミコン専門誌のことです。発行元は徳間書店インターメディア。
ゲーム雑誌としてはそれ以前にも『ログイン』『コンプティーク』『Beep』などが存在しましたが、"ゲーム総合情報誌"としてPCゲームやアーケードゲームなど幅広いゲーム関連をネタにしたものでした。
その為【ファミコン専門誌】としてはファミマガが世界初のゲーム雑誌となります。
このファミマガを皮切りに、ファミコン専門誌というものが多くの会社から刊行された為、ファミコン専門誌の祖ともいうべき存在です。
尚、このファミマガは、創刊当初は月刊誌として刊行されていましたが、後に月2回、最終的に隔週→休刊となります。
充実した攻略記事、そして「ウル技」の存在…
刊行当初、編集部は任天堂発売のディスクシステム用ソフトの説明書の編集も手がけており、"任天堂とのコネ"を強みとしていたそう。
ファミコン全盛期にはその情報力を活かした編集内容で支持が高く、また攻略記事も充実していました。
更に全盛期は、ほぼ毎号攻略本の別冊付録が付いており、誌面内容は攻略記事と裏技が中心。裏技はファミマガでは「ウルトラテクニック」、略して「ウル技」(ウルテク)と呼称されていました。
しかし、このウル技…初期こそ人気のコーナーでしたが、"バグ技"を扱うこともあり「ゲームの品質に対するイメージが悪化する」という理由で、メーカー側から掲載への圧力がかかったこともあったそうです。
また、公開規制中に裏技を発表してしまったこともあり、ゲーム会社からクレームが発生したことも・・。
その後は、ゲームがRPGのような謎解き要素を含むものが多くなってきた事もあり、ウル技の掲載も減少していくこととなります。
ちなみに、以前私のブログでも紹介した『大技林』を出版していたのもこの徳間書店さんです。
当初は、毎年 年始に発売される3号に別冊付録として出版されていましたが、後にムック化し『超絶大技林』という誌面にて単体で販売されるようになりました。
昔紹介した時は、ファミマガと大技林との関係性を全く知らず( ̄▽ ̄;)。こんなところに繋がりがあったことに驚いていますw
その後…
このファミマガ、1998年3月の合併号を最後に休刊となります。
ファミ通のシェア拡大・プレイステーション等のゲームハードの多様化等が主な原因なのだそう。
しかし、2016年11月14日に、同月10日にファミコンの復刻版である「ニンテンド―クラシックミニ ファミリーコンピュータ」が発売されたことを記念して、
『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータMagazine』という長いタイトルで発売。
これには、同機種に収録されているゲーム30本の当時の攻略記事やウル技、「スーパーマリオブラザーズ完全攻略本」など1000P以上をスキャニングしPDFとして収録したDVD-ROMが付録として付いてきます(付録ってレベルか?w)。
更に、2017年10月5日には、同日に発売した「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」の発売記念として、
『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータMagazine ミニスーパーファミコン特集号』という、これまた長いタイトルで発売。
こちらも、上記のように、同機種に収録されているゲーム20本とスーパーファミコン本体についての当時のファミマガの攻略記事・ウル技を収録した「ミニ大技林」など2000P以上をスキャニング・PDF化したものを収録したDVD-ROMが付録として付いてきます(付録ってレベルを超えた情報量w)。
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以上になります。
このファミマガが刊行していた当初は、私は小さい子供の頃だったので、正直あまり記憶にないんですよね…(;´・ω・)。
大技林には大変お世話になっていたし、これだけ有名な雑誌なら恐らく確実に目を通していたと思うのですが…。(なぜかファミ通は鮮明に記憶にあるw)
皆さんは、このファミマガ、見た事がありますか?
もし当時の思い出など何かありましたら、コメントなどで教えていただければ幸いです♪
ではでは、本日はこの辺で\(^o^)/