こんばんは♪
皆さんは『ゲームボーイ』をご存知ですか?
これは1989年4月21日…つまり平成元年に発売された携帯ゲーム機です。
単3電池4本で様々なジャンルのゲームを、いつでもどこでも遊べるという…当時としては夢のようなゲーム機でした。
そのゲームボーイの歴史の中で、国内出荷本数約424万本を売り上げたのが、落ち物パズルゲームの元祖ともいうべき『テトリス』です。
実はこれの大本はゲームとしてではなく、"とある適性"を調べるために開発されたものだったそうです。
そのことも含め、本日はテトリスについてお話をしていきたいと思います。
テトリスについて
『テトリス』とは、落ち物パズルに分類される、コンピュータゲームシリーズの総称です。今現在は様々な落ち物パズルゲームが存在しますが、これはその元祖的存在であり1980年代末~1990年代初めにかけ、世界各国で大流行しました。
日本では1988年11月18日に各PC版で発売。その後任天堂・ソニー・セガなど、様々な機種にて発売されています。
そして、ゲームボーイのテトリスは、1989年6月14日に発売されました。
このゲームボーイ版は、「持ち運んでいつでもどこでもプレイが可能」ということと「通信ケーブルを使って対戦が可能」という2点で大人気となり、ゲームボーイ最初期のソフトでありながら、国内出荷数約424万本というゲームボーイ単体での史上売上1位を叩き出しています。
テトリスのルール
テトリスのことを知らないという方の為にこのゲームを簡単に説明すると…
「4つのブロックで構成された特定の形のピース(全7種類)が画面上部から落ちてきて、そのブロックが画面上部に到達しないようにブロックを消していく」
という実にシンプルなものです。
ブロックを消すには横1列をブロックで埋め尽くすことで可能となり、上記画像のように、最大縦4列を一度に消すことも出来ます。
最初こそゆっくり落ちてくるので余裕を持ってブロックを積み消していくことができますが、LEVELが上がる毎に落下スピードが上がり、ブロックが固定されるまでの時間(遊び時間)が短くなっていく為、徐々に難易度が上がる(瞬間的判断が必要になる)ようになっています。
元々は教育用ソフトウェアとして開発された
このテトリスですが、元々は現在のロシアであるソビエト連邦で開発された『教育用ソフトウェア』だったそうです。
開発者はソビエト社会主義共和国連邦科学アカデミーに勤めていた「アレクセイ・パジトノフ氏」。※他複数名の協力者有り※
1984年6月6日に初めてプレイ可能な版が開発、その後ライセンス供給が様々なゲーム制作会社に対してなされ、各種プラットフォーム上で乱立する状態となったのだとか…。
ちなみに、教育用にて開発されたこのソフトウェア…もっと言うと『職業への適性を見極める為のテスト用』だったそうです。
・・が、あまりにもハッキリと適性が出過ぎる為、「却って未来の可能性の為にならない」と中止された経緯もあるそうです。
もし元々の開発目的である教育用として世に出回っていたら…一体どうなっていたのでしょうね…(;´・ω・)。
最後に
今現在も様々なプラットフォームで姿を変えて販売されているテトリス。
作品毎にゲームデザインやシステム・仕様は多種多様に変更されているものの、"落ち物パズル"という本質は初期より変わっていません。
このテトリスの基本システムそのものが遥か昔に完成されていたと思うと、当時これを開発されたアレクセイ氏はどれだけの天才的頭脳を持っていたのか…非常に気になるところですね。
シンプルだからこその中毒性があり、このゲームにのめり込んだプレイヤーは数知れず。当時の私もそうでした。
慣れれば数時間ずっとプレイし続けられるテトリス…。皆さんはどのくらいのレベルまで到達したことがあるでしょうか?
今現在も過去作含め、様々な機種でプレイが可能ですので、気になった方は是非遊んでみて下さい♪
ではでは\(^o^)/