こんばんは♪
本日はジャッジアイズのお話…とも少し違うのですが…昨日配信した♯32の中で話題にあった『認知症患者』について少し気になったので調べてみました。
ゲームとは少し離れたお話にはなりますが、我々の身近にある症状である『認知症』について、少しでも参考になれば幸いです。
事の発端は先端創薬開発センターでの出来事から…
昨日配信した♯32の動画はこちらになります。
舞台は"先端創薬開発センター"というところで、ここは厚生労働省管轄の研究施設兼医療施設となっています。
ここの所長である「木戸 隆介」は、認知症研究の権威でありアルツハイマー型認知症の特効薬とされる『アドデック9』の論文を公表した人物です。
そして、このセンター内を探索中に、高橋さんという女性から認知症患者についてのお話が聞けるのです。その内容は…
「日本で認知症の方って何人いるかご存知ですか？2012年の時点で462万人。これが2025年には700万人、予備軍を含めると1300万…国民の9人の1人です」
実況中はへぇ…と聞いていましたが、実際に現実ではどのくらいいるのか？気になったので調べてみました。
そもそも認知症とは？
『認知症』とは、一つの病名ではなく、何らかの原因により記憶や認識、判断などの認知機能が低下し、生活に支障をきたしている状態のことを指します。
これは認知障害の一種にあたり、後天的な脳の器質的障害により、いったん正常に発達した知能が不可逆的に低下した状態となります。
ちなみに、認知症は犬や猫などヒト以外でも発症するそうです。ゲーム中でも「認知症の実験マウスが」と言われていましたね。
そして認知症の中でも最も多いとされているのが『アルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)』です。
このアルツハイマー型認知症は、脳にアミロイドβやタウタンパクというたんぱく質が異常にたまり、それに伴い脳細胞が損傷したり神経伝達物質が減少したりして、脳全体が委縮して引き起こされると考えられています。
ただし、なぜこういった状態(たんぱく質などの蓄積)が起こってしまうのかははっきりと判明していないそうです。
このアルツハイマー病は60代以上で、年齢が高くなるほど多くみられるようになるそうですが、40～50代などの若い世代でも発症する可能性があり、それは『若年性アルツハイマー病』と呼ばれています。
ちなみにジャッジアイズ本編で、先端創薬開発センターに入院していた「和久光一」さん(3年前の事件の被害者)は、上記アルツハイマー型認知症を患っており、当時は66歳でした。
実際の認知症患者の数は…？
さて、ここで高橋さんが言っていた認知症患者数に話を戻します。
これは内閣府のページにある、平成29年版の高齢社会白書(概要版)の資料になります。
ご覧の通り、2012年の時点で認知症患者数は「462万人」と記載されています。
ただし、ゲーム中高橋さんは「2025年には700万人、予備軍を含めると1300万…国民の9人の1人です」と言われていたのに対し、こちらのグラフでは2025年には"約5人に1人"との推計がされています。
現実はもっと多くの認知症患者がいることになる…のかもしれませんね。
尚、平成30年版の高齢社会白書も一通り目を通したのですが、上記内容が確認出来ずでした。見逃していたら申し訳ありません。
最後に
ゲーム中でも「現時点で施設はいっぱい。60過ぎの方が認知症の親を家で見ているケースも…」と言われていましたが、現実でもこの問題は今現在含め今後も大きな問題の一つとなってくるでしょう。
更に若者の数より高齢者の数が多くなっていく未来、更に問題は肥大化していく可能性が高いのではないでしょうか。
仮にアドデック9のような特効薬が開発されたとしても、もちろん無償で提供…という訳にはいかないでしょう。
この問題を、世界は、日本は、人類は…どう向き合っていくのでしょうか。
生き物は生きている限り必ず歳をとります。若いうちは問題ない！と思っていても、必ず歳をとれば体に大なり小なり異変が起きるものです。私もそうです。
ですので、若いうち…そして今のうちから可能な範囲でも健康の為に少しでも出来る事はやっておいた方がいいかもしれませんね。
少しゲームとは関係のない話になってしまいましたが、本日は以上になります♪
ではでは＼(^o^)／
