こんばんは♪
さて、本日は昨日に引き続きアンダーテイルの事を記事にしていきたいと思います。
本日は、アンダーテイルにおける、重要キャラクター『キャラ(Chara)』ついてです。
もちろん、今回も多大なるネタバレ記事になりますので、もし見たくない!という方はブラウザバックを推奨致します。
尚、私が実況したアンダーテイルの再生リストを以下に貼り付けておきますので、もしご興味ある方はご覧下さい♪
キャラ(Chara)とは?
さて、
このゲームが開始された際、一番最初に「おちたニンゲンに なまえをつけてください」と表示されます。
この"おちたニンゲン"というのは、プレイヤーが動かしていた主人公「フリスク」の事ではありません。
この名前は、一番最初に地下世界に落下した人間=アズリエルと親友関係にあった人間の事を指します。これが"キャラ(Chara)"です。
尚、"キャラ"という名前はゲーム中に明示される事はありません。
ただし、このゲームは「おちたニンゲンの名前」を決める際、特定の名前を入力する事で一部反応が返ってくるものがあります。
"キャラ(Chara)"という名前を入れると『The true name.(ほんとうのなまえ)』と反応が返ってくる為、これが本名であるとファンの間でも認識されているようです。
これが、キャラ(Chara)です。
主人公フリスクと似通った容姿をしており、性別も不明。
また、無表情に見えるフリスクとは対照的に、目はパッチリと開いており、口元には笑みを浮かべています。そして、頬がピンク色です。
こうしてみると、可愛らしい外見をしているように見えるのですが…。
キャラは、ゲーム開始時は既に故人であり、Nルート・Pルートでは過去の話の中でその存在が明記されるだけです。
このキャラクターが本格的にストーリーに絡んでくるのは、G(Genocide)ルート…つまり大量虐殺ルートからになります。
尚、このゲームは、複層的な構造になっています。
プレイヤーが最初に名前を付けるのは、この"キャラ"です。そしてゲーム中のステータス欄に表示され続けるパラメータ上の名前は、"フリスク"ではなく"キャラ"の事を指していることになります。
つまり、通常…他のRPGであれば、プレイヤー=主人公である所が、このゲームでは、《プレイヤー=キャラ、がフリスクを動かす》ということになるのです。
ちなみに、調べていて分かったのですが、
原語版の「fallen human」とは直訳すると「落ちた人間」という意味ですが、この英語は〈亡くなった人〉という意味合いもあるのだとか。
つまりこれは、ミスリードも含んだダブルミーニングでもあるそうです。
キャラは人間を憎んでいた…?
ゲーム中…とある場所で、アズリエルからキャラについての話を聞くことが出来ます。
アズリエルにも詳しい事は教えてくれなかったそうですが「キャラは人類を嫌っていた」らしい。
そして、アズリエルと共に地上に出た際もキャラは…。
長くなってしまうので、この点については「過去にあった出来事」として、別の記事でお話したいと思います。
このアズリエルとの会話で、彼はフリスクにこう言います。
「地上はここのような良い場所じゃない。外にはたくさんのフラウィがいる。そして、優しさだけで何もかも解決できる訳じゃない…」
殺さないで…そして殺されないで…
地上に出た際、アズリエルは一体人間に何をされたのでしょうか…。そしてキャラは、なぜ人間を憎んでいたのでしょうか…。
アズリエルの言う通り、人間の中にもフラウィのような人はいます。
そしてそれと同じくらい、それ以上に、Pルートのフリスクのように心の優しい人間もいます。
彼らが出会ったのがフラウィのような人間ではなく、フリスクのような人間だったなら…もしかしたら歴史は変わっていたのかもしれませんね。
そう思うと、少し寂しい気持ちになります。
色んな人がいるこの世の中、人と人の関係が希薄になっていると言われていますが、それでも人が人である以上、人間関係は絶対に切っても切り離せません。
だからこそ、少しでも多くの人が、フリスクのような心の優しい人であったらいいなと思いますし、私自身そういう人間でありたいと思います。
アンダーテイル…非常に奥が深く、色々な事を考えさせられるゲームですね。
では、今回はこの辺で。
次回は過去地下世界で起こった出来事についてお話していきたいと思います。
ではでは(^^)。