こんばんは♪
先日、1983年に発売された"ファミコン"と同時に発売されたゲームソフト三本をご紹介する記事を書きました。
本日から、その三本のゲームソフトの詳細を一作品ずつ別途ご紹介していきたいと思います。
本日は『ドンキーコング』!!!
ドンキーコングとは?
1981年に任天堂が発売した「ドンキーコング」。
元々はアーケードゲームとして稼働。その後1982年にゲーム&ウォッチ、そして1983年にファミコンに移植されました。
記念すべきドンキーコングシリーズの初代作品であり、任天堂を代表するキャラクター『マリオ』のデビュー作でもあります。
主人公"マリオ"を操作して、障害物をジャンプでかわしながらステージ上部のゴールを目指すアクションゲーム。
尚、現在でこそ当たり前となっていますが、このドンキーコングは『アクションというジャンルにおいて「ジャンプ操作を中心としたゲームデザインを構築」した初めてのゲーム』と言われています。
ステージは4種類あり、25m→50m→75m→100mを順にクリアすると再び25mから開始される4面ループ制となっています。
ちなみに、初代ドンキーコングでは、まだ『マリオ』という名前がついておらず、ヒロインも現在のマリオシリーズでお馴染みの『ピーチ姫』ではありません。
※詳細は下記キャラクターの項目にて※
登場キャラクターの紹介
『マリオ』
このゲームの主人公であり、任天堂の象徴ともいうべきキャラクター。
初代アーケード版発表当時はこの主人公には正式名称がなく、名前が固定されるまでは「ジャンプマン」や「救助マン」と呼ばれていました。
その後、続編であるドンキーコングJR.でマリオと名付けられ、FC版ドンキーコングでもマリオという名称が反映されることとなります。
『レディ』
マリオの恋人であり、今作の悲劇(?)のヒロイン。
当初は"レディ"という名で呼ばれていましたが、後にアメリカのとあるアニメ番組にて"ポリーン"という個人名が与えられ、その後日本でもこの名が正式に使われることとなりました。
尚、日本においてポリーンと名が正式に使用されたのは、1994年のゲームボーイ版ドンキーコング以降とのことです。
『ドンキーコング』
今作の敵。といってもこのドンキーは、マリオに"ペットとして飼われていた"巨漢のゴリラです。マリオどんな趣味しとんねん
マリオをからかう為に彼の恋人であるレディをさらい、工事中のビルへと逃げ込んだとされています。
このゲームに置いて、そもそもマリオとドンキーは敵同士という訳ではない為、ドンキーを殺したりするのではなく、「プレイヤーが知恵を使ってイタズラ者の気を失わせるというテーマで制作した」とされています。
ファミコン版のドンキーコング
アーケードゲームから移植されたFC版ドンキーコング。
ファミコン版は上記でもご紹介した通り、1983年7月15日発売。希望小売価格は3800円(安い!)。
その後1988年4月8日にディスクシステムでも発売されており、価格は500円です。
バーチャルコンソール版でも販売されています。
「ゲーセンのゲームが家で遊べる」ということを謳い文句にしており、多少の劣化点はあるものの、オリジナル版の忠実な移植を実現出来ている事が特徴です。
※容量の関係でステージ2がカットされており、3ループ制になっています。またゲーム開始時やゲームクリア後の演出デモなどもカット。
ただしアーケード版にあったバグが修正されていたり、ゲーム性そのものはオリジナル版を遜色なく再現しています※
最後に
ジャンプアクションゲームの元祖である本作品。
現在のマリオしかご存知ない方からすると、ゲーム性よりもキャラクターの存在の方が驚きかもしれませんね。
こちらのゲーム、Nintendo Switchでもダウンロード版が販売されているので、もし気になった方がいらっしゃれば試しに購入してみるのも面白いかもしれませんよ(^^♪
昔のゲームと侮るなかれ。
シンプルなゲームだからこその奥深さというのがあるのです。
これ…アプリ版とかで出ないかなぁ…( ̄▽ ̄;)。
ではでは、本日は以上になります♪