こんばんは♪
先日から記事にしている、ファミコンと同時発売されたソフト三作品の紹介コーナー。
最後は「ポパイ」のご紹介です!
このゲームを紹介する前に…ご存知ない方の為に、まずは「ポパイ」についてお話をしていきましょう。
ポパイとは?
ポパイというのは、アメリカ合衆国の漫画家"エルジー・クリスラー・シーガー氏"によるアメリカン・コミック・カートゥーン作品及びその代表的な登場キャラクターの一人で、水兵または船乗りのことです(作品によって変わる)。
『ホウレン草を食べると超人的なパワーを発揮するキャラ』と言えば、ピンと来る方もいるかもしれません。
1929年に「シンプル・シアター」という作品にて生み出されたキャラクターで、元々脇役の設定でした。
しかし『何をやっても死なない不死身の個性』により一躍人気キャラクターとなり、彼が主役の作品が作られていくこととなります。
物語のベースは、主人公ポパイと彼の恋人であるオリーブ、そしてポパイの天敵である大男ブルートの三人がメインとなるコメディ作品です。
ちなみに、上記三人共ほうれん草を食べるとパワーアップします。
ポパイが流行っていた当時は「ほうれん草を食べるとポパイのように強くなれるよ!」と子供の野菜嫌いを克服する為の魔法の言葉として、大人達が声を揃えて発言していました。
皆さんは言われたことありますか(*´ω`*)?
ファミコン版「ポパイ」
様々な映像作品が展開される中、1981年にゲーム&ウォッチにてポパイのゲームが発売されます。
その後1982年にアーケード版、そして1983年にファミコン版が発売となりました。
発売元は任天堂。
このゲームは、三ステージループ制となっており、画面上部からオリーブが投げてくるハートや音符、アルファベットを全て受け止めればクリアとなるアクションゲームです。
操作は移動と攻撃(パンチ)のみで、ブルートが投げてくる瓶や魔女シーハッグが落とす髑髏・ハゲタカのバーナード等をパンチによる攻撃で撃退する事が出来ます。
しかし、ブルートは通常状態のポパイではダメージを与える事が出来ず、画面端にあるほうれん草を取って所謂『無敵状態』にならなければ倒せません。
(原作でも、ポパイよりブルートの方が腕っぷしは強いとされています)
ちなみに、このゲームは「ブルートを倒す」ことではなく、「オリーブの投擲物を全て回収する」事が目的である為、ブルートを倒してもステージクリアにはなりません。
起動すると、アニメで流れたポパイのテーマ曲が流れます。
最後に
現代でいうところの「キャラゲー」に分類される作品の最古参である本作。
当時ポパイの人気は非常に高く、知名度も相当なものだった為、このゲームも非常に人気の高いものだったそうです。
だからこそファミコンに移植・同時発売されることとなったのでしょうね。
尚、このゲームはキャラゲー故か、以前ご紹介したドンキーコングのような"バーチャルコンソール版"が一切発売されておりません。
一応2007年に、海外にてバンダイナムコゲームスが携帯アプリ版をリリースしましたが、日本ではファミコン以降このゲームは発売されていないのです。
ただし、著作権自体は満了済みなので…今後もしかするとDL版などが配信される可能性もあるかもしれません。
もしDL版などが発売されたら、改めてプレイしてみたいですね。
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これにて、ファミコンと同時発売したゲーム三作品のご紹介は終了になります♪
次は何のゲームをご紹介しましょうか…。ゲームの歴史は非常に長く、様々な作品が発売されているので、今後も色々ご紹介していこうと思います(*^▽^*)。
ではでは♪