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これであなたもゲームプログラマー!ファミコン周辺機器「ファミリーベーシック」のご紹介

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こんばんは♪

本日は、お久しぶりのファミコン周辺機器を紹介するコーナーです!

1983年7月15日に発売されたファミリーコンピュータ。当時のファミコンブームは凄まじいもので、特にファミコンは数々の周辺機器が開発されゲーム機の無限の可能性を感じさせてくれる素晴らしいものでした。

過去に私が紹介したものは、

www.enao-gamechannel.com

www.enao-gamechannel.com

その他にも色々な周辺機器をご紹介してきました。

 

そして今回は…!

ファミコンでゲーム製作が出来るようになる周辺機器、

『ファミリーベーシック』のご紹介です!

まさかゲーム機を使ってゲームを制作できる日が来ようとは…当時は夢にも思いませんでした。

早速一つ一つお話していきましょう。

 

ファミリーベーシックとは?

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ファミリーベーシックとは、1984年6月21日に任天堂より発売された、ファミリーコンピュータ周辺機器のことです。希望小売価格は14800円。

BASIC言語を組み込んだロムカセットと、ファミコン本体のエキスパンドコネクタに接続するキーボードがセットになって販売されていました。

 

最大の特徴は、BASICの文法に基づいた簡単なゲームプログラムを自作することが出来ることです。

この製品は、ハドソン開発の『Hu-BASIC』を元にしたことと、任天堂・シャープ・ハドソンとの3社共同開発だったことから『NS-Hu BASIC』というプログラミング言語の名称がつけられました。

 

プログラム実行の為に使えるメモリ容量は"1982バイト"、バージョンアップ版の「ファミリーベーシックV3」では"4086バイト"あります。

そしてカートリッジ内にSRAMと呼ばれる半導体を使用した記憶装置が実装されており、更に乾電池によってバックアップする事が可能となっています。

キーボードの配列は、アルファベットに関しては現在のパソコン等と同様の「QWERTY配列」、カナ配列に関しては五十音順に並べられていました。

 

 

主な機能は5つ

このファミリーベーシックには、5つの機能が搭載されています。

  • ゲームプログラミングが出来る『GAME BASICモード』
  • 計算式入力による電卓機能『カリキュレータボード』
  • 音階入力による音楽制作機能『ミュージックボード』
  • ワードプロセッサ機能『メッセージボード』
  • 生誕からの総経過日数とバイオリズムに基づいた『占い』

また各モード移行時のイントロダクション画面はまるでコンピュータが話し掛けているかのような画面で設計されています。

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次に、メインモードである『GAME BASICモード』についてお話していきましょう。

 

GAME BASICモードの特徴

このファミリーベーシックはそもそも「ゲーム制作体験の為のBASIC」という方向性で制作された為、一般的なBASICとは異なる部分を多く含みます。

 

まず、このGAME BASICモードは、整数演算のみで小数点以下は切り捨て。更に扱う事の出来る整数の範囲は『-32768~+32767』まで、文字列の長さは31文字まで、そしてドット描画機能無しといった機能制限があります。

ただしその一方で、あらかじめ定義されているキャラクター群を自由に組み合わせて非常に簡単にスプライトキャラクターや背景絵を作る事が出来ます。

また、ステートメントや関数など、必要となる標準的なBASIC言語命令も大方備わっており、簡単な動きはスプライトキャラクターを定義して動かせたり…その他にも独自の命令が多数備わっています。

つまり、通常のBASICと異なり、煩雑で面倒になりがちな作業をファミリーベーシックが一手に引き受ける…そんな簡易性がファミリーベーシックの大きな特徴なのです。

 

ただし、キャラクターセットはROMにあらかじめ定義されており変更不可。

更に元々のファミコンの仕様と上記の通りそもそも書き込めるプログラム容量も非常に少ないことから、"遊べるゲームを制作する"と言う事は大変困難なものでした。

しかし、当時のファミコン雑誌やゲームプログラミング雑誌などでファミリーベーシック自作ゲーム投稿コーナー等が存在し、これに様々な応用方法が紹介。ユーザーの手によってファミコンの機能を引き出したゲーム等も登場していました。

 

以下は私の動画ではありませんが、この紹介をするにあたって何か動画はないかと探していた時に見つけたファミリーベーシックのゲーム画面になります。

www.youtube.com

 

尚、このファミリーベーシックは【V1.0、V2.0A、V2.1A、V3.0】の4つのバージョンが発売されており、順に関数の追加やバグの改善、メモリの増量などのバージョンアップが行われてきました。

 

最後に

「ユーザー自身でゲームが制作できる」「BASICを体験できる」といった夢のあるゲームではあったのですが…メモリ容量が少ないことや機能制限があったことで、一般的に簡易的なゲームしか作る事が出来ないという問題が。その為、売上台数は40万台程度とあまり伸びなかったようです。

ちなみに、ROMカセット接続部の緩みが原因でフリーズ・データ破損という事故なども頻発してあったようですね。

 

とはいえ、限られた条件の中で創意工夫をし『いかにクオリティの高いものを目指すか』という点で果敢に挑戦するユーザーも多く見られ、ゲーム&プログラミング雑誌の投稿コーナー等は努力の成果を公に発表する場として活用され、毎回賑わいを見せていたそうです。

 

当時としては斬新なこのファミリーベーシック。皆さんは実際に触ってみた事がありますか?

もしゲームも作ったことあるよ!という方は是非コメントなどで教えていただければ幸いです♪

 

ではでは、本日はこの辺で\(^o^)/